鉄筋ガス圧接
手動ガス圧接工事
現在、建築・土木現場において最も一般的に採用されている、継手工法です。
鉄筋接合面を密着させて、加熱しながら加圧することで、接合面に発生する拡散反応を利用して鉄筋を完全接合させる工法です。
もっとも歴史が古く、作業者による品質のバラつきが少ない標準継手工法といえます。
- 現場における施工状況
- ガス圧接施工完了
熱間押抜ガス圧接工事
通常のガス圧接施工を行った後、せん断刃により圧接後に形成されるふくらみを除去する工法。
ふくらみを除去した後の外観検査を行うことで、すべてのガス圧接部品質を確認することができます。
外観検査のみで全数検査可能な唯一の継手工法です。
- 熱間押抜手順
- 阪神淡路大震災復旧工事
- 熱間押抜施工状況
全自動ガス圧接
手動ガス圧接工法を、コンピューター制御された自動圧接器によって施工する工法です。
機械による施工のため、品質が一定で、より完全な接合を実現できます。
- 全自動ガス圧接施工状況
- 全自動ガス圧接施工状況
溶接継手工法
SB・H-SB工法
日本建築センター認可取得の「A級継手工法」です。
半自動溶接機を使用し、裏当金属を使用し、接合面を溶融金属で充填し、溶着させる工法です。
鉄筋強度以上の溶接ワイヤーを使用し接合させるため、高い強度性能を確保します。
また溶接継手の特徴として、縮みや、大袈裟な取り付け治具等の必要がないため、精度の高い配筋や先組工法、PC工法、打ち継ぎ部、狭所での施工などでは、ガス圧接工法などに比べて容易に施工することができます。
- SB溶接施工状況
- SB溶接施工状況
CB工法
日本建築センター認可取得の「A級継手工法」です。使用用途は、SB・H-SB工法と同様です。
スチール製の裏当の代わりに、セラミック製の裏当を使用します。
セラミック製の裏当は溶接後に取り外されるため、全周の外観検査が可能となります。
- CB溶接施工状況
半自動溶接
半自動溶接機を使用した、土木・建築(改修)工事におけるフープ・杭フレアー溶接、鍛治溶接工事、等請け負っております。
- 杭補強筋施工状況
- 半自動溶接施工状況
超音波検査
超音波探傷検査は周波数の高い波を鉄筋内に入射させ、接合部の内部欠陥を検出する検査方法です。
当社では自主検査のほかに、第三者検査業務についても取り扱っております。
- 超音波検査